今回は、DIARGE(ディアージ)が展開する『Diarge est』の長財布をレビュー。薄くてスリムな長財布のメリット・デメリットを実際に手とって解説していきます。
DIARGE(ディアージ)は、真鍮を使ったアイテムがInstagramなどで注目を集めて人気が高まっているブランド。
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財布をはじめとする革製品も手がけており、今回は本革を使った長財布をレビューします。
はじめにお伝えしておくと、キャッシュレス支払いで長財布派の方には特におすすめの薄型長財布です。
取扱店舗や気になるQ&Aも解説しているので参考にしてください。
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東京革財布
運営者
20代前半に土屋鞄製造所の革財布を購入し、革の魅力に目覚める。その後、WEBメディア事業主軸の会社に入社し、ライターからWEBディレクターまでを経験。革製品の魅力を広く伝えたいという気持ちが強くなり、2019年に独立して『東京革財布』を開設。これまで土屋鞄製造所、GANZO、CYPRIS、Hallelujah、SYRINXなど40種以上の財布・革製品を使用。豊富なレビュー経験とライタースキルを活かし、長く愛用してもらえる革製品と出会えるサイトづくりに努めている。
Diarge estの長財布のスペック
DIARGE(ディアージ)は2012年創業のファッションブランド。冒頭でお伝えしたように、真鍮や革を使ったアイテムを職人が手がけています。
今回レビューする長財布を揃える『Diarge est』は、DIARGEが立ち上げた革小物をつくるラグジュアリーライン。1906年創業の老舗革工房「博庵」の熟練技術によって仕立てられています。
そんなDiarge estの長財布の基本スペックが以下の通り。
価格 | 37,400円 |
---|---|
素材 | 牛革 |
サイズ | 横19cm×縦9cm×厚さ1cm |
機能 | ・札入れ×2 ・カード入れ×6 ・フリーフォルダ×1 |
実際に長財布を手に取り、上記スペックだけではわからない良い点・悪い点を以下で解説していきます。
Diarge estの長財布のレビュー評価まとめ
価格 | △ |
---|---|
収納力 | ○ |
使いやすさ | ○ |
薄さ | ◎ |
サイズ | △ |
質感 | ◎ |
品質 | ◎ |
Diarge estの長財布は、薄くて上質なのが特筆すべきポイント。詳しいレビューは後述しますが、Diarge estの長財布の厚さはわずか1cmとスリムな設計になっています。
薄型設計ですが、素材にハリのある牛革を使っているので程よいコシがあり型崩れしにくいのも特徴です。
縫製やコバ(革の断面)磨きもとにかく丁寧に仕上げられているので、ワンランク上の長財布を求めている方におすすめです。
一方で、一般的な長財布(札入れ)よりも高価なのはみなさんにとって悩みの種になるのではないでしょうか。札入れで3万円以上となると、高級財布の部類に入ります。
しかし、創業110年以上の老舗工房で仕立てられている点や素材の質感を考えれば、決して高くはありません。実際に手に取って完成度を体感すれば納得いくはずです。
「気になっているけど値段が…」という方は、以下でメリット・デメリットを詳しくレビューしているので参考にしてください。
Diarge estの長財布のメリット6つ
Diarge estの長財布を実際に手にして感じたメリットが次の6つです。
- 薄くてスリム
- カードやお札が取り出しやすい
- フォルダで領収書などを仕分けられる
- ハリのある丈夫な牛革を使っている
- 裏地まで素材にこだわっている
- コバ磨きや縫製が丁寧
①薄くてスリム
Diarge estの長財布の1番の魅力は、薄くてスリムなところ。Diarge estの長財布の厚さはわずか1cmで、以下の写真のようにiPhone(iPhone11Pro)よりも薄いです。
普段からスマホを持ち慣れているので、Diarge estの長財布を手に取ったとき「うすっ」という感想が先走りました。MacBook Airをはじめて触った時と同じ感覚です。
ここまでDiarge estの長財布がスリムなのは、小銭入れがないから。カードとお札だけ収納できる「札入れ」なので、ギリギリまで薄い設計にできているんです。
薄いですがハリのある本革を使っているのでペラペラというわけではありません。シュッとスタイリッシュな印象で、品のある佇まいです。
ジャケットやスーツの内ポケットにすっぽり入って邪魔にならないので、ビジネスシーンでも活躍すること間違なしの長財布だと感じました。
②カードやお札が取り出しやすい
Diarge estの長財布は、カード入れや札入れ部分にゆとりがあるため出し入れしやすかったです。
たとえば札入れは2ヶ所ありますが、どちらとも上記写真のように1万円札がラクラク入る幅になっています。
また、同様にカード入れもスムーズに取り出せる設計でした。
カードポケットも、程よいゆとりがあるのでキツキツになることはありませんでした。もちろん、カードがポロッと落ちることもありません。
Diarge estの長財布はファスナーやボタンのないフラップ式なので、カードやお札の取り出しがスムーズで使い勝手がいいですね。
③フォルダで領収書などを仕分けられる
Diarge estの長財布には札入れとカード入れの他に、“あおり”と呼ばれるフリーフォルダが完備されています。
このフォルダ部分に領収書やレシートを入れて仕分けられるので便利。経費管理の必要なビジネスマンやフリーランスの方にとっては役に立つ機能です。
一般的な長財布や二つ折り財布だと、札入れ部分にレシートや領収書を詰め込むことも多いはず。Diarge estの長財布ならフォルダで仕分けられるので、お札と混ざってグチャグチャになることなく管理できます。
④ハリのある丈夫な牛革を使っている
Diarge estの長財布は本革(牛革)を使用。合皮ではないので、丈夫でしっかりしたつくりとなっています。
使用しているのは、イタリアにあるオーバーロード社の型押しレザー。滑らかなツヤと発色の良さを感じるレザーでした。
また、上述でもお伝えしたように型押しレザー特有のハリのある素材感なので、薄型設計ですがペラペラしたチープさはありません。程よい生地厚で、上質な風合いがあります。
ツヤのあるレザーなので、シンプルなデザインですが高級感のあるテイストでした。
⑤裏地まで素材にこだわっている
Diarge estの長財布は、裏地の素材にまでこだわっている点には個人的に高評価。財布を手にしたら裏地の素材使いをチェックするクセがある筆者ですが、Diarge estの長財布は裏地まできちんと本革が使われていました。
レザーを使うと厚みが出る部分は本革ではありませんが、内装のレザーと似た色の市松模様のナイロン生地を使用。ほどよい光沢感があるので、裏地とはいえ高級感を感じる仕上がりでした。
Diarge estの長財布は「目に見えないところでコストを抑える」ということはせず、裏地にもこだわった贅沢な仕上がりだと感じました。
⑥コバ磨きや縫製が丁寧
財布を購入する時に見落としがちなのが、コバ(革の断面)処理や縫製といった点。購入してから「コバがボロボロになる」「縫い糸がほつれていた」と気付くことも少なくないでしょう。
しかし、Diarge estの長財布は、コバ処理も縫製も仕上がりが丁寧!DIARGEのラグジュアリーラインというのも納得の完成度でした。
コバや縫製といった細部まで丁寧に仕上がっていると、財布を使う楽しみもグッと高まりますね。
Diarge estの長財布のデメリット2つ
上述したメリットから分かるようにDiarge estの長財布は完成度が高いため、正直目立ったデメリットを感じませんでした。
強いてデメリットを上げるとすれば、以下の2つでしょうか。
- 小銭入れがない
- 外装と内装で色が異なる(単色の商品がない)
①小銭入れがない
Diarge estの長財布は長財布型の“札入れ”なので小銭入れはありません。小銭入れをあえてなくすことで、薄い設計を実現しています。
そのため「最低限は小銭も持ち歩きたい」という方は、不便に感じるかもしれませんね。カードとお札しか収納できないので、キャッシュレス派向けの長財布といえます。
Diarge estでは、同じ素材・カラーリングのコインケースも販売中。
「お釣りで小銭が出た時に備えたい」「最低限の小銭を持ち歩きたい」という方は、Diarge estのコインケースもセットで揃えておくのがおすすめです。
②外装と内装で色が異なる(単色の商品がない)
Diarge estシリーズは、外装と内装で色が異なるデザイン。個人的にはおしゃれに感じるのでデメリットではありませんが、単色を希望される方だと懸念点になるかもしれません。
このように、ブラウンやネイビーの内装カラーは好みが分かれるかもしれませんね。
内装の色が気になる方は、今回レビューで紹介した【ブラック×グレージュ】がおすすめ。グレージュはそこまで目立つ色ではありませんし、落ち着いた色合いで外装のブラックともマッチしています。
内装のカラーで遊びたい方はネイビーやブラウン、落ち着いた色合いを好む方はブラックというように選んでみてください。
Diarge estの長財布がおすすめの人
今回、Diarge estの長財布をレビューしてみて、次に当てはまる方にはDiarge estの長財布がおすすめだと感じました。
Diage estの長財布は、札入れ型の長財布。クレジットカードやお札をスリムに持ち歩けるので、キャッシュレス派の方に特におすすめです。
また、シンプルなデザイン・設計で無駄がない上に本革を使った上質な仕上り。これから札入れを手にする方も、札入れ選びで失敗することはないでしょう。
細部の完成度も高く品があるため、ビジネスシーンにマッチするのもポイント。持ち主の気品をグッと引き立ててくれるので、ビジネス用の財布としても検討してください。
厚さ1cmと薄いので、スーツの内ポケットにサッと入れることができます。
Diarge estの取扱店舗は?
Diarge estの長財布を取り扱っている直営店は現在ありません。以前までは東京に直営店をかまえていたのですが、2021年に閉店しました。
直営店は閉店しましたが、Diarge estの得意先の実店舗があります。
卸先の得意先実店舗は下記の通りです。
【東京】
- 伊東屋 銀座店
- Smith 渋谷ヒカリエシンクス店
- Smith 恵比寿店
- Smith エキュート品川店
【大阪】
- STYLE WORKS 大阪上町店
【東北】
- カバンのフジタ 十日町本店
- カバンのフジタ 山形北店
【中国・四国】
- 広島蔦屋書店
【北海道】
- 函館蔦屋書店
【九州】
- Smith 博多JRシティ店
※取扱アイテムや在庫状況は各店にお問い合わせください。
上記の取扱店舗が近くにある方は、足を運んで実物を見てみるといいでしょう。
取扱店舗が近くにない方は、公式オンラインショップをチェックしてください。
Diarge estに関するQ&A
Q1.送料はいくら?
DIARGEでの送料は以下の通りとなっています。
- 基本送料:550円
- 北海道:880円
- 沖縄:1,100円
- ネコポス:全国一律330円
ただし、合計金額5,500円以上で送料が無料になります。長財布は5,500円以上なので送料無料で購入できますよ。
Q2.ギフトラッピングは可能?
DIARGEでは、無料でギフトラッピングをしてくれます。
まずは希望の商品をカートに入れて、ショッピングカート内でラッピングの有無を選択しましょう。
「大切な人にプレゼントしたい」と考えている方は、ぜひ無料ラッピングサービスを利用してみてください。
Q3.注文後、商品はいつ発送される?
DIARGEでは、注文から2営業日以内を目安に発送しています。
注文日時や配送地域によっては、即日発送も可能とのことです。
2営業日以内に発送されるため、地域によりますが遅くとも1週間以内には到着するのではないでしょうか。
Q4.配送日指定はできる?
注文日から2営業日以降であれば配送日指定が可能です。
「土日しか受け取ることができない」という方でも配送日指定ができるので安心ですね。
ただし、ネコポスの場合は日付指定ができません。日付指定をする場合は通常配送を選択してください。
Q5.支払い方法・決済方法はなにがある?
DIARGEで利用できる決済方法が次の通り。
- クレジットカード
- shopify pay
- PayPal
- Apple pay
- google pay
- amazon pay
- ヤマト運輸 宅急便コレクト(代金引換)
クレジットカードや代引きだけでなく、Amazon payやApple Payまで利用できます。
これらの決済サービスを利用すればクレジットカード情報を入力する必要がないため、スムーズに決済できますよ。
Q6.返品・交換はできる?
商品到着後7日以内であれば返品・交換できる場合があります。
初期不良などがあった場合、まずは7日以内に問い合わせることで返品・交換可能かどうかの案内が来るようです。
返品・交換をされる場合は、電話もしくはメールで一度連絡してください。
キャッシュレスで札入れ派なら買ってよし
今回はDiarge estの長財布(札入れ)をレビューしました。
創業110年以上の超老舗工房が仕立てているだけあり、仕上がりも素材感も文句なし。厚さ1cmと薄くてスリムなので、キャッシュレスな現代にマッチする長財布でした。
キャッシュレス支払いがメインで札入れを好む方・これから札入れを手にしたい方は、買って損のない長財布です。
お釣り用や万が一の時のために小銭も持ち歩きたい方は、Diarge estシリーズのコインケースもあわせて購入することをおすすめします。
決して安い長財布ではありませんが、熟練職人だからこその完成度には納得するはず。気になる方は公式オンラインショップを一度チェックしてみてください。
\キャッシュレスの長財布派に選ばれてます/
※5,500円以上で送料無料
Amazonペイ/Apple Payでも支払い可能