土屋鞄から革製品に使える抗菌スプレー登場。安全性・効果・使用方法をまとめてみた

肌だけでなく衣類のウイルス対策も日常となりつつある昨今。
しかし革財布やレザーバッグといった革製品は、アルコール系の除菌シートだと革が傷んで色落ちしてしまうので、ウイルス対策しにくいのがデメリットでした。

そんな中、老舗レザーブランド「土屋鞄製造所」から革製品にも使える抗菌スプレー『6hr.(ロクエイチアールドット)が2020年秋に登場。

今回は土屋鞄製造所が手掛けた抗菌スプレーの成分や安全性といった特徴をまとめていきます。

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内容量:300ml
価格:2,530円

当ページは、土屋鞄製造所の公式サイトの情報を参考に執筆しております。

公式サイトにも記載がございますが、この製品で新型コロナウイルスの抑制試験は行っておらず、新型コロナウイルスに対する効果のエビデンスは現状ないとのことです。
しかし、さまざまなウイルスや細菌に対する抑制検査を行い特性が実証されています。

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東京革財布

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20代前半に土屋鞄製造所の革財布を購入し、革の魅力に目覚める。その後、WEBメディア事業主軸の会社に入社し、ライターからWEBディレクターまでを経験。革製品の魅力を広く伝えたいという気持ちが強くなり、2019年に独立して『東京革財布』を開設。これまで土屋鞄製造所、GANZO、CYPRIS、Hallelujah、SYRINXなど40種以上の財布・革製品を使用。豊富なレビュー経験とライタースキルを活かし、長く愛用してもらえる革製品と出会えるサイトづくりに努めている。

土屋鞄の抗菌・抗ウイルススプレー「6hr.」の3つの特徴

では早速、土屋鞄の抗ウイルス・抗菌スプレー「6hr.」の特徴を3つの視点から見ていきましょう。

  • 【安全性】革製品にも使用可能。動植物に無害で安全
  • 【成分】医療現場でも使用されるナノポリマーを採用
  • 【効果】アルコール系の消毒液に比べて効果の持続が長い

【安全性】革製品にも使用可能。動植物に無害で安全

土屋鞄の抗菌スプレー「6hr.」の最大の魅力は、革製品にも使用できること。

冒頭でお伝えしたように革製品にアルコールをつけると、付着部分だけ色落ちしてしまいます。
これはアルコールが蒸発する際に、革内部の染料や水分も奪ってしまうからです。

しかし6hr.はアルコールが含まれていないので、革財布やバッグをはじめ、革製品に吹きかけても皮革に影響しません。

▼土屋鞄「6hr.」とアルコールとの使用比較▼
土屋鞄の抗菌スプレーとアルコール消毒の髪の変化

出典:土屋鞄製造所

また成分詳細はこの後解説しますが、6hr.は革製品だけでけなくマスクや調理器具にも使用可能。
人の肌に触れても無害であることが、第三者試験による毒性テストで実証されています。

動植物に無害な成分でつくられているので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えます。
小学生のお子さんがいらっしゃるなら、ランドセルのウイルス対策にもおすすめです。

とはいえ医薬部外品でないので、公式サイトでも「直接肌に吹きかけるのは推奨していない」と記載。
革製品はじめ、身の回りの物だけに使いましょう。

バッグは電車の中や街中で人に触れる可能性がありますし、お財布は毎日手に取るもの。

そのようなウイルスの脅威に晒されがちな革製品でも、土屋鞄の抗菌スプレーなら革への影響を気にせずウイルス対策できるのは嬉しいですね。

【成分】医療現場でも使用されるナノポリマーを採用

土屋鞄の抗菌スプレー「6hr.」はアルコールではなく、アクリル系ナノポリマーという最先端の抗菌成分を採用。
アクリル系ナノポリマーは国際特許を取得しており、医療現場でも活用されている抗菌作用のあるナノテクノロジーです。

そんなナノポリマーは、アルコール消毒よりも菌の繁殖を抑える効果が高いのが最大の魅力。

アクリル系ナノポリマーとアルコール消毒の効果比較出典:株式会社ナノカム

スプレー噴射30分後、菌数53のアルコールに対し、ナノポリマーは菌数0でした。
噴射直後の除菌効果はアルコール消毒が優れていますが、ウイルスの繁殖抑制はナノポリマーが有無を言わせないほどの抗菌力を誇っています。

アルコールよりも優れた抗菌力を持っているので、構成成分はいたってシンプル。

  • アクリル系ナノポリマー

アルコールをはじめ塩素なども不使用で、肌が弱い方でも安心して使えます。

【効果】アルコール系の消毒液に比べて効果の持続が長い

土屋鞄の6hr.は抗菌力に優れているだけでなく、効果の持続時間も長いです。

アルコール消毒液と6hr.との、抗菌時間の比較がこちら。

土屋鞄の抗菌スプレーの効果の持続比較

出典:土屋鞄製造所

アルコール消毒は噴射直後からウイルスが増殖し始めていますが、6hr.は約6時間ほどその効果を保っていたそうです。
人の手や肌で6時間効果がキープすることから、「6hr.」という名がついたのかもしれませんね。

パソコンやドアノブなどの無機材なものであれば、約1週間はウイルスや細菌の活動を抑えられるそうです。

そして6hr.のナノポリマーの抗菌・抗ウイルス効果は、次のような細菌やウイルスに有効であると実証済。

  • 黄色ブドウ球菌
  • 肺炎の原因となる肺炎球菌
  • インフルエンザウイルス

など

これだけの細菌・ウイルスの繁殖を長時間抑えられるので、お出かけ前にシュッと吹きかけておくと安心ですね。

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「6hr.」をつかった除菌方法

抗菌スプレーの6hr.は、ウイルスの付着が気になる部分にシュッと吹きかけて布で服だけでOK。
電子機器などは、一度布に噴射してから塗布しましょう。

そして革財布やバッグといった革製品は、以下の手順で使ってください。

  1. 革製品に防水スプレーを吹きかける
  2. その上から6hr.を布につけて塗布

6hr.ではアルコールによるシミはできませんが、主成分が水なので付着しすぎると水シミになりかねません。
防水加工されておらず水に弱いナチュラルレザーは、抗菌ケア前に防水ケアをしておいてください。

通勤・通学が必要な人は「6hr.」を1つ持っておくと安心

テレワークやオンライン授業が広まりつつありますが、それでも通勤・通学が必要な方はたくさんいらっしゃいます。

また革製品は身近なもので、革のバッグや財布、キーケースを使っている方も多いはず。
外出を余儀なくされ革製品にも使える抗ウイルス・抗菌スプレーを探しているなら、土屋鞄製造所の6hr.は強い味方です。

  • 動植物にも無害なほど安全性が高い
  • 革製品につかっても皮革に影響を与えない
  • 医療現場でも使われるアクリル系ナノポリマーを採用
  • アルコール、塩素、金属は含まない
  • 約6時間も抗菌作用が持続する

革製品だけでなくマスクやドアノブ、調理器具にも使用できるので、1つ持っておくと家中の抗菌対策で活躍します。
革製品をはじめ、抗ウイルス対策をしていくなら、6hr.を備えておいて損はありません。

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