財布が壊れたらどこで修理できる?料金は?ブランド財布の修理屋も紹介

壊れた財布は修理して使い続けることが可能。修理店に持っていくことで、キズ・破れ・ファスナー破損・色落ちを修理してもらえます。

今回は、財布が壊れらどこで修理できるのかについて解説。おすすめの修理店やブランド財布専門の修理店も紹介しています。

 

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東京革財布

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20代前半に土屋鞄製造所の革財布を購入し、革の魅力に目覚める。その後、WEBメディア事業主軸の会社に入社し、ライターからWEBディレクターまでを経験。革製品の魅力を広く伝えたいという気持ちが強くなり、2019年に独立して『東京革財布』を開設。これまで土屋鞄製造所、GANZO、CYPRIS、Hallelujah、SYRINXなど40種以上の財布・革製品を使用。豊富なレビュー経験とライタースキルを活かし、長く愛用してもらえる革製品と出会えるサイトづくりに努めている。

財布が壊れたらどこで修理してもらえる?

財布が壊れた場合、以下の2つの方法で修理を依頼することができます。

  • 購入したブランドで修理してもらう
  • 革製品専門の修理店に依頼する

多くのレザーブランドは長期間の保証を提供しており、製造上の欠陥や自然な劣化による問題に対しては修理を無料で行ってくれることがあります。

もしブランドの保証期間を過ぎている場合や、特定のブランドでない財布であっても、革製品専門の修理店に依頼することが可能。

上記の方法で壊れた財布を修理することで、大切なアイテムを長く愛用することができます。

修理方法①:購入したブランドで修理してもらう

修理方法①:購入したブランドで修理してもらう

レザーブランドやハイブランドでは、商品の修理対応を行なっている場合もあります。まずは、購入したブランドに修理サービスがあるか確認してみましょう。

ブランド修理のメリット

  • 元々の品質基準に基づいた修理が期待できる
  • 正規品や素材で修理してもらえる
  • 保証期間の場合、無償で修理してもらえる可能性がある
  • 宅配サービスがあれば、自宅から簡単に修理依頼できる

ブランド修理のデメリット

  • 保証期間後や昔のアイテムの場合、修理費用が高くなる可能性がある
  • ブランド修理は需要が高いため、修理に時間がかかることがある
  • 一部の修理だけで、大きな修理・加工を受け付けていない場合がある

購入したブランドで修理してもらう場合、純正のパーツ・素材で修理してもらえるのが大きなメリット。一方で、交換用パーツがない古い商品や破損状況によっては修理不可の可能性もあるのが注意点です。

また、修理対応していないブランドもあるため、まずは公式サイトなどで修理対応についてチェックしてみてください。

修理方法②:革製品専門の修理店に依頼する

修理方法②:革製品専門の修理店に依頼する

革製品専門の修理店もあります。

修理店を利用するメリット

  • 革製品に特化した専門知識と豊富な経験を持つ職人が修理するため完成度が高い
  • ブランド修理では提供されないカスタム修理も可能
  • ブランドの保証期間を過ぎている場合は、修理店の方がコスパがいい場合もある
  • 専門の職人が修理するため、破損状況を問わず修理してもらえる可能性が高い

修理店を利用するデメリット

  • パーツ交換の場合、純正パーツを使用されない
  • 元の状態に完全に戻すことは難しい

革製品専門の修理店の場合、専門知識と豊富な経験を持った職人が修理。そのため、革財布に最適な修理対応が期待できます。また、ブランドでは対応できないのような破損でも修理してもらえる可能性が高いです。

ただし、購入したブランドの純正パーツなどで修理してもらえいのは欠点。財布に適した似たパーツなどを使って修理してもらうことになります。

ブランドの保証期間が切れている場合や専門職人の技で修理してもらいたい人は、革製品専門の修理店がおすすめです。

駅近に修理店がよくありますが、駅近にある修理店の料金は状態にもよりますが〈1カ所:1万円〜2万円〉ほどです。

宅配OKの革製品専門のおすすめ修理店|料金・サービス内容一覧

「近くに修理店がない」「修理店まで持って行ったり取りに行ったりするのが面倒」という方は、革製品専門の宅配クリーニングサービスがおすすめ。

自宅から壊れた財布を発送するだけで、修理して直った財布が戻ってきます。

【リナビス】集荷キットに詰めて送るだけ

革製品の高品質な宅配クリーニングのリナビス

料金18,800円
※クリーニング、キズや擦れの修正、色補正、仕上げまでの全てがセットになったコース
修理内容
  • シミや汚れのクリーニング
  • キズ、擦れ、剥げ、破れの修正
  • 金具やファスナーの修理/交換
  • 色補正
  • 仕上げ

※上記が全てセットになっています。

取扱可能な生地
  • 本革
  • ムートン
  • スウェード
  • クロコレザー
  • キャンバス生地
  • ナイロン生地
  • エナメル
  • オーストリッチ

※上記のほかにも、一部皮革の製品/フランス製希少品/爬虫類など、その他ほとんどの素材・ブランド品のクリーニング・メンテナンスの対応が可能

サービス
  • 無料集荷キットの提供
  • 往復の送料無料
  • 24時間対応
  • 日本全国対応
  • 無料オンライン相談可能

財布修理の宅配サービスでおすすめなのが「リナビス」。リナビスは4,000件以上の実績を誇る革製品専門のクリーニング・修理店です。

リナビスによるクリーニング事例
クリーニング実例

革製品の専門職人が修理してくれるため、汚れのクリーニングやキズの修理、ファスナーの修理まで幅広く一括で対応してくれます

無料オンライン相談可能だから、「これは修理で直せる?」という状態でも相談OK。無料集荷キットが届くので、配送の準備も必要ありません。

\集荷キットが届くから準備の手間なし/リナビスの公式サイト公式サイトで詳細を見る

◎往復の送料無料
◎クリーニング不可製品でも95%が取扱可能

【REPAIR-SHOP HIRAISHIYA】ハイブランド専門修理店

REPAIR-SHOP IRAISHIYAの公式サイト

料金
  • クリーニング
    10,000円〜
  • 染め直し
    25,000円〜
  • カラーチェンジ
    30,000円〜
  • ファスナー交換
    10,500円〜
修理内容
  • シミや汚れのクリーニング
  • 染め直し
  • カラーチェンジ
  • キズ、擦れ、剥げ、破れの修正
  • 金具やファスナーの修理/交換
対応可能ブランド
  • ルイヴィトン
  • エルメス
  • コーチ
  • シャネル
  • グッチ
  • プラダ
  • ディオール
  • フェンディー
  • ロエベ
  • セリーヌ
  • クロエ
  • サンローラン

など

サービス
  • ヤマトが集荷(その場で梱包)
  • 往復の送料無料
  • 最短当日集荷
  • 無料相談可能

ハイブランド財布の宅配修理におすすめなのが「REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップ ヒライシヤ)」。全国初のルイヴィトン修理専門店です。

ルイヴィトン修理専門店ですが、シャネル・グッチ・エルメスといったハイブランドの修理にも対応しているブランド財布のリペア専門店となっています。

REPAIR-SHOP IRAISHIYAのヴィトン財布の修理の様子
左:修理前、右:修理後

EPAIR-SHOP HIRAISHIYAはリペア業界80年を誇る老舗で、高級ブランド財布のリペア実績は業界No.1。高級ブランド財布修理に特化しているため、ブランドごとの素材に適した修理が期待できます。

\創業80年の厚生労働省認可店/REPAIR-SHOP HIRAISHIYAの公式サイト公式サイトで詳細を見る

◎往復の送料無料
◎ヤマト集荷で財布を梱包するだけ

よく起こる財布の破損例

よく起こる財布の破損例

よく起こる財布の破損として、以下のようなものが挙げられます。

  • 縫製のほつれや切れ
  • 革の劣化
  • ファスナーの動作不良
  • 金具の故障
  • カードポケットの緩み

上記のように財布が破損した場合、自分で修理するのは難しいでしょう。財布は構造が複雑で、専門的な知識や技術が必要だからです。

一般的な破損例として縫製の解れや革のひび割れがありますが、これらを適切に修理するには専門の道具と経験が必要です。

また、革製品はデリケートで繊細な素材なので、自分で修理しようとすると本来の美しさや機能が失われる可能性もあります

上記のように財布が壊れた場合は、購入先のブランドや修理店に依頼しましょう。

財布を修理に出す前の注意点

注意点①:完全に以前の状態に戻るとは限らない

財布を修理に出す場合、必ずしも完全に以前の状態に戻るとは限りません。

特に長期間使用している場合や深刻なダメージがある場合は、経年劣化から完全な修復が難しいです。革製品の場合、経年劣化による色の変化や小さなキズなどは修復が難しいですし、部品の取り寄せが難しいブランドやヴィンテージ財布だと完全な修理ができないのも理由です。

修理店は修理において最善を尽くしますが、修理後に若干の違いが生じる可能性があることを理解しておきましょう。

注意点②:財布の中身を空っぽにしておく

財布を修理に出す際は、財布の中身を空っぽにしておきましょう。修理作業中に中身が紛失したり、破損するリスクを避けるためです。

修理職人が財布の内部を作業する際に、中身が邪魔になったり取り扱いが難しくなることがあるのも理由です。

また、中身があると修理後の財布の形状が変わる可能性があるため、空にしておくことで修理後の正確なサイズを確保できます。財布の中身には大切なカードや現金が含まれることが多いため、紛失や損傷を防ぐためにも事前に取り出して保管しておくことが賢明です。

まとめ:財布が壊れても修理すれば長持ちする

財布が壊れたらどこで修理できる?料金は?ブランド財布の修理屋も紹介

財布が壊れても修理で長持ち。部分的な破損やひび割れなら復元可能。愛着のあるデザインなら修理して使い続けることができます。

買い替えもいいですが、お気に入りの財布を長く使うなら修理を検討してみてください。

財布が壊れた時の修理は、「購入先のブランド」「専門の修理店」で対応可能。購入先のブランドで修理が難しい場合や修理に持って行くのが面倒な方は、今回紹介した宅配サービスのある専門修理店がおすすめです。