コードバン財布の傷の消し方・修復方法。かっさ棒などのケア用品まで解説

コードバン財布の傷の消し方・修復方法革の手入れ
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今回は、コードバン財布の傷の消し方・修復方法について解説。コードバンは傷がつきやすいため、正しいケア方法を知っておくといいでしょう。

コードバンは“革のダイヤモンド”と言われるほど光沢の美しいレザー。価格も決して安くないので、傷がついたらショックですよね。

かっさ棒やレザークリームといったケア用品も紹介するので、コードバン財布を持っている方は参考にしてください。

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コードバン財布の傷を消すためのケア用品

コードバン財布の傷を消すために必要なケア用品が次の3つです。

  • コードバン専用クリーム
  • かっさ棒
  • レザークロス(柔らかい布)

コードバン専用クリーム

▼コードバン専用クリーム▼

レザークリームは、革に栄養や潤いを与える役割があります。

詳しくは後述しますが、コードバンの傷部分は革の繊維が毛羽立っている状態。レザークリームで潤いを与えて繊維を寝かせることで傷が目立たなくなるそうです。

そして、レザークリームは「コードバン専用」のものを使用しましょう。コードバン専用クリームには、コードバン特有の光沢感を保つためにワックス成分が多く配合されているからです。

かすり傷などは通常のレザークリームでの手入れでいいでしょうが、特に目立った傷は〈色つきのコードバン専用クリーム〉がおすすめです。
色つきのクリームなので、表面が削れてしまった場合でも補色して傷を目立たなくできます。

▼コードバン専用補色クリーム▼

かっさ棒


水牛の角を使ったかっさ棒。
本体半分が平坦で持ちやすいためおすすめ。

かっさ棒は本来マッサージなどに使うアイテム。しかし、コードバン財布の傷の修復にも役立ちます。

前述したように、コードバンの傷部分は革の繊維が毛羽立った状態。かっさ棒を使うことで、毛羽立った繊維を寝かせながらレザークリームを塗り込むことができるというわけです。

かっさ棒は先端が細くて丸型なので傷にピンポイントにアプローチできます。

価格も1,000円前後とリーズナブルなので、コードバン財布を持っている方はケア用品としてかっさ棒も持っておくといいでしょう。

レザークロス(柔らかい布)

レザークロスは、デリケートな革表面を拭くためのアイテム。コードバンの傷の手入れでは、余分なクリームを拭き取る際に使います

雑巾や不要になった服などで代用できますが、正直おすすめしません。繊維の硬い生地だとコードバンの表面を傷める可能性があるからです。

取り急ぎコスパ良く揃えるなら、100均で売っている洗車用のミトン手袋がおすすめです。

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コードバン財布の傷の消し方・修復手順

上述で紹介したケア用品を使ったコードバン財布の傷の消し方を紹介していきます。
基本的には、〈クリームを塗り込んでクロスで拭くだけ〉と簡単です。

※今回紹介する手入れ方法は、以下のYouTube動画を参考にさせていただきました。

①かっさ棒でレザークリームをとる

まずは、かっさ棒にコードバン専用クリームを取ります。

たくさん取りすぎると余ってしまうので、〈ご飯粒より小さいくらいの量〉を取りましょう。
クリームを塗りすぎると、ベタつきやカビの原因になるので気をつけてください。

②クリームを傷に塗り込む

次に、かっさ棒の先端で傷とその周辺を押しつぶすようにクリームを塗り込んでいきます

押しつぶすといっても、コードバンの表面をぐりぐりするわけではありません。かっさ棒の先端で、毛羽立った繊維を寝かせるイメージです。
繊維が寝てクリームが馴染むことで傷が目立たなくなってくるでしょう。

深い傷の場合は、上記の方法だけでは傷が消えない可能性があります。その場合は、上述で紹介した色つきのクリームで補色することで傷が目立たなくなります

③クロスでクリームを拭き取る

クリームが馴染み、コードバンの傷が消えたら余分なクリームをレザークロスで拭き取って完了です。

拭き取る際は、強く擦るのではなくやさしく円を描くように拭き取るといいでしょう。
クリームが傷の周辺にも馴染んで、一層傷があった部分が目立たなくなります。

一般的な革財布のケズを消す方法も以下で解説しています。参考にしてください。

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コードバンは傷がつきやすい

コードバンの質感出典:土屋鞄製造所

コードバンの財布は傷がつきやすいと言われています。正確には、“傷が目立ちやすい”レザーです。

というのも、コードバンは皮革の層の中でも繊維の密度が高い部分を使い光沢感が出るように仕上げた素材。“革のダイヤモンド”と称されるほど革表面に光沢があるため、かすり傷程度でも目立ってしまうというわけです。

光沢のある金属は傷が目立ちやすいのと同じイメージです。

そのため、普通に使っていてもかすり傷ができるため、傷が目立ってきたら上述で紹介した手入れを行うといいでしょう。

とはいえ、コードバンは丈夫とされる牛革よりも3倍の耐久性のある素材です。

人工皮革に比べると牛革の方が強度が高いのですが、コードバンはその牛革の3倍ほどの強さ。

(引用:「コードバン」のランドセルってどう? メリットやデメリットを解説!

鋭利なものに引っかかったりしなければ、深い傷はつきにくいと言えます。

水にも弱いので雨の日は注意

雨の日は革製品には防水スプレーが必要

コードバンは、水にも弱いため雨の日の取り扱いにも注意が必要。皮革の銀面(表皮)を削って仕上げた素材なので、水が染み込みやすくなっているからです。

濡れたまま放置していると、シミになったり水脹れができたりします。

また、革財布を水から守るためのレザー用防水スプレーもありますが、コードバンに防水スプレーはおすすめされていません
防水スプレーを吹きかけるとコードバンを水濡れから防げますが、スプレーの影響で独特の光沢感が損なわれやすくなると言われているからです。

雨の日は鞄の中に入れて極力濡らさないようしましょう。

コードバン財布を手入れをしないとどうなる?

ダメージを受けた革財布

上述したようにコードバンは牛革よりも耐久性が高く光沢感の美しい素材。購入したばかりであれば、基本的には特別な手入れは必要ないとされています。
毎日使っているなら、普段はブラッシングでホコリを落とす程度でいいでしょう。

しかし、長期間まったく手入れをしていないと次のようなトラブルにつながります。

  • 乾燥して表面がザラつく
  • 革のハリが弱まる
  • 光沢感が損なわれる
  • 水濡れや傷に弱くなる

革も人と同じように、油分が減ると乾燥してカサついてきます。
そのためコードバン表面の乾燥が目立ってきたら、コードバン専用のクリームで栄養補給をしてあげましょう。

また、油は水分を弾きますが、コードバンの油分が減ると水分を弾きにくくなり水濡れにも弱くなります。

このようなトラブルを防ぐためにも、3ヶ月に1回の頻度でクリームケアするといいでしょう。

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まとめ

光沢の美しいコードバンに傷がついても、今回紹介したケア方法を試せば傷も目立たなくなるでしょう。

とはいえ、コードバンはかすり傷が目立ちやすい素材のため、多少のかすり傷は“味”と捉えてはどうでしょうか。革財布は使い込むほどに傷や色味が増して、味わい深く育っていくものです。

コードバンの財布を長持ちさせるなら、定期的な手入れも必要。手入れをしないと乾燥して傷みやすくなります。

コードバンのメリット・デメリットや手入れ方法を知って、長く付き合っていきましょう。

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