今回は、2020年7月に立ち上がったばかりの「CRAFSTO」というブランドのフラグメントケースをレビュー。
- 日本製
- 職人仕上げ
この2つのキーワードにピンっとくる方は、マストチェックのレザーブランドですよ。
またフラグメントケースといえば、キャッシュレス財布のトレンドとして注目されているアイテム。そんなフラグメントケースの使い心地もお伝えするので、気になっている方も参考にしてください。
◎永年無償修理保証付き
◎オプションで名入れ&ラッピング可能
東京革財布
運営者
20代前半に土屋鞄製造所の革財布を購入し、革の魅力に目覚める。その後、WEBメディア事業主軸の会社に入社し、ライターからWEBディレクターまでを経験。革製品の魅力を広く伝えたいという気持ちが強くなり、2019年に独立して『東京革財布』を開設。これまで土屋鞄製造所、GANZO、CYPRIS、Hallelujah、SYRINXなど40種以上の財布・革製品を使用。豊富なレビュー経験とライタースキルを活かし、長く愛用してもらえる革製品と出会えるサイトづくりに努めている。
【総合評価】久しぶりに財布でテンション上がった
サイズ | |
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使いやすさ | |
革の質感 | |
製法 | |
価格 (31,350円) |
CRAFSTOが初めて触れるフラグメントケースでしたが、ここまでスタイリッシュでかっこいいとは思いませんでした。
詳しくは後述しますが、素材には最高級レザーをつかった職人による手作り。
職人のこだわりが溢れんばかりの完成度と最高級レザーが相まって、箱を開けた瞬間に思わず「うわ…」と声が漏れたほどです。
今まで見てきた革財布のなかでも、トップクラスにおすすめしたい製品でした。
サイズは「長財布の片側」くらいにイメージしていましたが、長財布よりもコンパクトで持ち歩きやすい。
カードも取り出しやすく、キャッシュレス派の筆者としては使い勝手が良かったです。
過大評価とかではなく、個人的には欠点を上げる部分がありません。
日本製のフラグメントケースを求める方には、「買って良かったと思えるよ」と自信を持ってお勧めします。
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CRAFSTOのフラグメントケースの【良い点】4つ
CRAFSTO(クラフスト)のフラグメントケースを使って感じた良かった点がこちら。
- カードの取り出しがスムーズ
- 小銭を見つけやすい
- 薄いのでかさばることなく持ち歩ける
- 見惚れるほど美しい最高級レザーを使用
①カードの取り出しがスムーズ
フラグメントケースの最大の特徴でもある背面のカードケース。CRAFSTOのフラグメントケースにも用意されており、これがとにかく便利でした。
筆者は基本カード決済のキャッシュレス派。CRAFSTOのフラグメントーケスなら、財布を開けることなくそのままカードを取り出して支払えます。
カードポケットは4つで、個人的には十分な数。
名刺も入るサイズなので、予備の名刺やショップカードを入れることもできますね。
カード決済メインの人は、特に使いやすいと感じるはずです。
②小銭を見つけやすい
CRAFSTOのフラグメントケースは、ファスナーポケット付き。
使い方は自由ですが、僕は小銭と折りたたんだお札を収納して活用していました。
ファスナーポケットにはマチがついているので、口が大きく開きます。
横長の設計ということもあり中身が見やすく、小銭が必要なときでもスムーズに見つけて取り出せるのが魅力です。
キャッシュレス財布というと、コンパクトさにこだわりすぎて小銭が取り出しにくいのがネック…。
キャッシュレスとはいえ現金も最低限使うので、CRAFSTOのフラグメントケースのようはマチ付き設計は意外と重宝しますよ。
自動販売機などで小銭を使う際も、もたつきなくスマートに小銭を取り出せます。
③薄いのでかさばることなく持ち歩ける
CRAFSTOのフラグメントケースの厚さは、たった約1cm。
通常の財布が3cmほどなので、2倍以上は薄い設計になっています。
サコッシュといった小さい鞄に入れていましたが、かさばって邪魔に感じることはありませんでした。
薄いので、ジャケットの内ポケットにもすっぽり入ります。
分厚い財布を内ポケットに入れると膨れて不格好。
ジャケットやスーツの形崩れの原因にもなりますが、CRAFSTOくらい薄ければそういったデメリットも感じません。
またビジネスシーンで持ち主の気品を引き立てるテイストなので、内ポケットからさっと取り出すだけで様になります。
④見惚れるほど美しい最高級レザーを使用
今回手にしたのは、シェルコードバンという革をつかったフラグメントケース。
シェルコードバン は、 “革のダイヤモンド”と称されるほどの高級レザー「コードバン」のさらに上位のレザーです。
革素材は、吸い込まれるような透明感と艶がある佇まいで多くのレザーファンを魅了しています。
使い込むほどに美しさが増す一面もあり、長く付き合っていける革素材でもあるんですね。
素人目にも「良いもの持っているな」と思われる、いやらしさのない大人の高級感です。
出先でちょっとお茶している時など、不意に見惚れてしまっていました。
またCRAFSTOのフラグメントケースは、内装まで牛革をつかった本革仕上げ。
内装は合皮やポリエステルを使う財布も多いですが、CRAFSTOは細部まで素材にこだわって仕立てられています。
◎永年無償修理保証付き
◎オプションで名入れ&ラッピング可能
フラグメントケースの【欠点】を強いてあげるなら…
実際に触れてみてイマイチな部分もあげたいところですが、上述したように欠点がないです…。
強いて「もうちょい!」と思った部分を上げるとすれば、この2つですね。
- フリーポケットがない
- 価格がやや高い
①フリーポケットがない
欲を言えば、カードポケットの反対側にフリーポケットがほしかったですね。
ファスナーポケットにお札と小銭を入れていましたが、たまにお札が邪魔に感じることもあったからです。
「フリーポケットがあれば、そこに折りたたんだお札を入れらるなあ」と思うことも。
なので《現金5:カード5》といった使用頻度の人だと、やや使いにくく感じる場面もあるかもしれません。
②価格がやや高い
CRAFSTOのシェルコードバン使用フラグメントケースの価格は31,350円。決して安くはありません。むしろフラグメントケースの中では、やや高級な部類です。
最高級レザーのシェルコードバンを使い、職人の手仕上げなので納得の価格ではありますが、それでも価格に足を引っ張られる方もいると思います。
そんな方は、CRAFSTOのブライドル使用のフラグメントーケスがおすすめ。
値段はなんと17,820円で、シェルコードバンの半額とまではいきませんがそれに迫るコスパです。
ブライドレザーも英国で歴史あるレザー。英国紳士なテイストが特徴で、シェルコードバンとは違った魅力があります。
「値段がちょっと…」という方は、ブライドルレザーのものをチェックしてみてください。
「CRAFSTO」とはどんなレザーブランド?
今回レビューしたCRAFSTOは、2020年7月に立ち上がったばかりの新しいレザーブランド。
「10年後も使い続けられる・使い続けたいと思える製品づくり」をテーマに、洗練された製品を揃えています。
目指したのは、未来のヴィンテージ。
使い込んだ革の味わいこそが、価値になります。時代がどんなに変わっても、決して古くはならない財布や鞄。
それが、CRAFSTOというブランド。(引用:CRAFSTO公式サイト)
企画から製造までになっているCRAFSTOの太田さんは、欧州メゾンブランドなどの工房で革製品の”修理”を経験。
使い込んだレザー製品の修理経験を活かして、「壊れにくく修理しやすい製品」を仕立てています。
CRAFSTOでは、永久無償修理を実施。
何年使っても無料でメンテナンスしてもらええうので、お気に入りのアイテムと一緒に歳をとれることができます。
新しいものがどんどん消費される現代だからこそ、使い続けるための物づくりや美意識に共感できる方も多いのではないでしょうか。
まとめ:CRAFSTOのフラグメントケースは一生使える
日本製の本革フラグメントケースを探しているなら、CRAFSTOのフラグメントケースは絶対候補に入れるべき。
10年後も使い続けられるものづくり精神で仕立てられた品質の高さと、永年修理保証があるため一生使い続けられます。
特に次のような方には、職人気質なCRAFSTOのアイテムがマッチするはずです。
- ビジネスシーンで活躍している方
- ジャケットといったスタイリッシュな服装が多い方
今回のレビューを見て「ちょっと良いかも」と思った方は、公式サイトで詳しい商品情報をチェックしてみてください。
◎永年無償修理保証付き
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