このページでは、予算3万円台のおすすめメンズ財布を、二つ折り・長財布で計12個紹介します。
ハイブランドではなく、日本製レザーブランドの本格的な革財布だけをピックアップしました。
- 20代、30代になったから上質で大人な財布を持ちたい
- 日本製で本革の長く使える財布を探している
- 大切な人へのプレゼントで財布を考えている
このような方が、当ページでお気に入りの財布を見つけられれば幸いです。
3万円以内でメンズ革財布を探している方は下記ページをチェック
※商品価格・シリーズは記事作成時点のものです。
東京革財布
運営者
20代前半に土屋鞄製造所の革財布を購入し、革の魅力に目覚める。その後、WEBメディア事業主軸の会社に入社し、ライターからWEBディレクターまでを経験。革製品の魅力を広く伝えたいという気持ちが強くなり、2019年に独立して『東京革財布』を開設。これまで土屋鞄製造所、GANZO、CYPRIS、Hallelujah、SYRINXなど40種以上の財布・革製品を使用。豊富なレビュー経験とライタースキルを活かし、長く愛用してもらえる革製品と出会えるサイトづくりに努めている。
【二つ折り財布】3万円台のおすすめメンズブランド6選
はじめに3万円台のおすすめメンズ二つ折り財布を紹介。
ジャケットの内ポケットやパンツのポケットに財布を入れて、スマートに持ち歩きたい方はこちらからチェックしてください。
①GANZO(ガンゾ)
値段 | 39,600円 |
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素材 | 牛革 |
アフターケア | ・配送による修理対応 ・不要になった革製品のリメイク |
写真にあるガンゾのメンズ二つ折り財布は、創業110年以上の老舗レザー製造会社の本革を使用。オイルがぎゅっと染み込んでいるので、滑らかな手触りが特徴です。
また植物成分によって仕上げられているので革本来の風合いが残り、使い込むほどにオイルが馴染んでしっとりした質感に育ちます。
革素材というと厚みが出やすいですが、このガンゾの二つ折り財布は職人がレザーを絶妙な薄さに削りだしているので、丈夫でスリムなフォルムに完成。
シックで落ち着いたテイストで、ビジネスシーンでもスマートに使えます。
※5,500円以上で送料無料
購入後も修理対応
②CRAFSTO(クラフスト)
値段 | 34,650円 |
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素材 | ・外装:ブライドルレザー ・内装:タンニン鞣し革(牛革) |
アフターケア | 永年無償修理保証あり |
クラフトマンシップに優れた日本製ブランドのクラフストの中でも人気が高いのが、ブライドルレザー二つ折り財布です。
この二つ折り財布は、英国「ThomasWare&Sons社」のブライドルレザーを採用。同社は創業180年以上の歴史を持っており、最大1年以上もかけて丁寧に革を仕上げているのが特徴です。
ブライドルレザーは、馬具に用いられるほど丈夫で長持ちするレザー。クラフストのブライドルレザーも時間をかけてじっくりとオイルを含ませているため、きめ細かく耐久性の高いレザーに仕上がっています。
使い込むほどに革表面の白い膜(油分)が馴染んでツヤが生まれてくるため、「使い込んで経年変化を楽しみたい」という人におすすめの二つ折り財布です。
◎永年無償修理保証付き
◎オプションで名入れ&ラッピング可能
③COCOMEISTER(ココマイスター)
値段 | 37,500円 |
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素材 | 牛革 |
アフターケア | 永年修理保証あり |
3万円台のメンズ二つ折り財布の中でも声を大にしてオススメしたいのが、ココマイスターの「ロッソピエトラシリーズ」。
パリのオペラ座からインスピレーションを受けたシリーズで、洋風建築のように彫刻芸術的な美しさを感じる財布です。
外装は、イタリア産最高級レザーをベースとしたピエトラレザーを採用。手染め加工をして表面を磨き上げることで、上品な光沢感が出ています。
内装は手作業でオイルを染み込ませたイタリア伝統製法で仕上げたレザー。経年変化が顕著で、つい触れたくなるようなしっとりした質感です。
まるで芸術品のようなワンランク上のメンズ二つ折り財布を求める人なら、間違いなく満足できる一品です。
◎送料無料
◎14日以内は返品交換可能
④LUTECE(リュテス)
値段 | 31,900円 |
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素材 | プエブロレザー(牛革) |
アフターケア | ー |
ヨーロッパの上質レザーのみを厳選してレザーアーティストが手がける、日本製レザーブランド「リュテス」。
このメンズ二つ折り財布は特にデザイン・機能性に跳んでいて、カードポケットは段を設けずに複数枚を収納できる差し込みタイプに設計されています。
カードがポケットに挟まって取りづらい、という煩わしさがなく、スムーズにカードを取り出せます。
縫製はミシンではなく手縫い。糸が絡みにくく、職人の感覚で革の厚みに応じて締め付け具合を調整できるのがメリットです。
素材には起毛させたプエブロレザーを使っており、はじめは和紙のような手触りですが、使っていくうちにオイルが馴染んでツヤのある質感に変わってきます。
3万円前半とリーズナブルですが、外装・内装・カードポケットなど各パーツのカラーをカスタム可能。
自分だけの配色の二つ折り財布をオーダーできます。
※3万円以上で送料無料
AmazonPay・楽天ペイも使用可能
⑤土屋鞄製造所
値段 | 38,500円 |
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素材 | ブライドルレザー(牛革) |
アフターケア | 配送による修理に対応 |
創業50年以上の歴史を誇る、老舗レザーブランドの土屋鞄製造所。ベーシックな革製品を手掛けていますが、その完成度からは長い歴史の中で培った技術を感じ取れます。
そんな土屋鞄のメンズ二つ折り財布の中でもベストセラー的存在なのが、ブライドルレザーの二つ折り財布。植物成分のみを使い2段工程で仕上げたベースとなる革に、手作業でロウを染み込ませて耐久性を高めています。
内装は対照的に、ソフトでしなやかなヌメ革を使用。質感の違う革のギャップが魅力的で、つい手にとってしまう財布です。
コバ(革の断面)は染料を何度も染み込ませて、手作業で磨き上げられているのも特徴の一つ。
スタンダードな外見ですが、素材感や製法から長く愛用したいと思える二つ折りです。
※購入後も職人が修理対応
送料750円
⑥大峡製鞄
値段 | 33,000円 |
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素材 | サンタクローチェカーフ(牛革) |
アフターケア | 配送による修理に対応 |
大峡製鞄は、皇室の薬箱も手掛けたことがある創業80年以上つづくレザーブランド。
革一枚一枚の性質にあわせて縫い目を調整していく職人の手仕事はまさに本物です。
素材には、加工や染色などを手作業で行ったイタリアの特産品のレザーを使っています。
革の風合いを生かすために余計な装飾はなし。使い続けることで味わい深い表情に育ち、あなただけの財布に仕上がります。
革素材一つ一つで色ムラや筋などが違いますが、ナチュラルレザーである証拠です。
※人気カラーは在庫稀少
【長財布】3万円台のおすすめメンズブランド6選
つぎに3万円台でおすすめのメンズ長財布を紹介。
「お札を折りたくない」「カード類や領収書をたくさん持ち歩く」という方は、本革製の長財布を検討してみてください。
①COCOMEISTER(ココマイスター)
値段 | 32,800円 |
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素材 | ブライドルレザー(牛革) |
アフターケア | 永年修理保証あり |
3万円台のメンズ長財布で「迷ったらコレにしとけ」と自信を持ってお勧めするのが、ココマイスターのブライドル長財布。
ラウンドファスナー×ブライドルレザーという、大人財布の定番ともいえる組み合わせなのでハズレがありません。
手作業でロウを染み込ませたブライドルレザーを、面積の広い外装に贅沢に使用。
堅牢な印象のブライドルレザーですが、ゴールドファスナーがアクセントになって紳士的なテイストに仕上がっています。
内装は乳白色でなめらかなヌメ革を使用し、財布を開けると外装とのギャップを楽しめます。
素材感を重視しつつもレザーライクになりすぎずフォーマルな風格があるので、持ち主の品格をグッと引き締めてくれます。
本当に良いものを買った時って、用もないのに手にとって眺めたりしませんか。そんな感じで、財布を持つことが楽しくなるような他ブランドにはない品格のあるメンズ長財布です。
※永久修理保証サービスあり
3万円以上で送料無料
②GANZO(ガンゾ)
値段 | 36,300円 |
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素材 | 牛革 |
アフターケア | ・配送による修理対応 ・不要になった革製品のリメイク |
スリムに長財布を持ち歩くなら、ガンゾのグレージングカーフというシリーズのメンズ長財布がおすすめ。
薄さを追求した札入れで、職人が削り出しや吊りを調整しスマートなフォルムに仕上げられています。
厚さは1.2cmほどなので、スーツやジャケットの胸ポケットにもすっぽり入り、上着の形を崩すことなく持ち歩けます。
素材には、磨き上げて光沢感を出した国産の牛革を使用。仕上げに手作業で革を揉み込み独特のシワ感を出して、クラシカルな風合いをつくり出しています。
必要最小限かつ無駄のない機能性もあり、財布をつかう所作を美しく見せてくれます。
お札やカードだけを持ち歩くなら、ガンゾの札入れ長財布を検討してみてください。
※5,500円以上で送料無料
購入後も修理対応
④土屋鞄製造所
値段 | 37,400円 |
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素材 | ・外装:牛革 ・内装:山羊革 |
アフターケア | 配送による修理に対応 |
土屋鞄製造所のメンズ財布の中で、コードバンやブライドルレザーに次ぐ隠れたベストセラーが編み革の長財布。
編み込んでいる牛革は、ドラムに入れて揉みほぐされシワや色のムラを表現しているのが特徴です。
この皮革素材を編み込むことで、光の当たり加減や経年変化で複雑な表情が生まれてラグジュアリーな印象を与えてくれます。
内装の一部には、薄くて摩擦に強い山羊革を使用。カードやお札の摩擦に耐えて長く愛用できます。
購入者からは「質感や使い勝手がいい」「作りが非常に良くて満足」といった口コミが寄せられており、素材や製法の良さは確かでしょう。
編み込みレザーのメンズ長財布が気になっているなら、一度検討してみてはどうでしょうか。
※購入後も職人が修理対応
送料750円
③sot(ソット)
値段 | 30,800円 |
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素材 | プエブロレザー(牛革) |
アフターケア | ー |
sotはプエブロレザーの革財布で人気のレザーブランドです。
化学薬品を一切使わずに植物成分のみで製造したイタリアンレザーに、純度の高い牛脚油をプラス。その後、皮革表面をわざと削って起毛立たせることで、和紙のような質感と個性的な表情をつくりだしています。
つかいはじめはザラザラとマットな手触りですが、牛脚油を加えているので1ヶ月もすれば革の繊維が寝てツルツルと味わい深いツヤが生まれてきます。
半年もすれば全く別の革財布のように経年変化するので、革のエイジングを楽しみたい方に特におすすめの長財布です。
裏地には400年の歴史を持つ「甲州織」を採用。
甲州織は山梨の伝統工芸で、細い糸を高密度で均一に織り上げているので汚れにくくて丈夫なのが特徴です。
価格も3万円とメンズ長財布の中でもリーズナブルなので、革の経年変化を楽しみたい方は検討する価値ありです。
※4,000円以上で送料無料
購入後も修理対応中
⑤LONESOME(ロンサム)
値段 | 35,200円 |
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素材 | 手揉み加工牛革 |
アフターケア | ー |
クラシックなレザー製品を手がけるロンサムは、手揉み加工牛革をつかったメンズ長財布が魅力。
イタリアン産のナチュラルレザーを自社のアトリエで一つずつ手揉みして、唯一無二のシワや柔軟性を出しています。手間のかかる手揉みをしているのに3万円台なのは、むしろ安いくらいではないでしょうか。
経年変化によってシワ感が弱まり、グラデーションがかった色味やツヤの変化を楽しめます。
手揉み加工を施した革財布はほとんど見かけないので、筆者も一度は手に持ってみたい財布の一つです。
パーツに合わせて、革の厚さ0.4mm〜1.2mmなどに細かく削って調子。
厚さがでやすい長財布でも、すっきりしたフォルムに仕上がっています。
またロンサムの長財布は、外装・内装・カードポケットなどの配色をカスタマイズ可能。
内装にアクセントを利かすなどしたオリジナルオーダーで個性を出してみてはどうでしょうか。
※3万円以上で送料無料
AmazonPay・楽天ペイも使用可能
⑥SLOW(スロー)
値段 | 31,900円 |
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素材 | 牛革 |
アフターケア | ー |
スローのメンズ長財布は、創業100年以上続く日本のレザー製造会社の耐久性が高いレザーを使用。
ミモザの成分をつかって時間をかけて仕上げることでハリが生まれ、耐久性が高くなっています。
仕上げにロウを塗り込んでいるので、手入れしなくても油分が馴染んで顕著な経年変化を見せてくれます。
ジャバラ式のカード入れや、ボックス式の小銭入れも目を引くポイント。カード入れがジャバラのように大きく開くので、カードを見つけやすくサッと取り出せます。
小銭入れはボックス式なので開ければ中身を一望でき、お会計時に小銭の取り出しに手間取ることがありません。
スローのメンズ長財布なら、《耐久性・機能性・上質な革素材》と三拍子揃っています。
3万円台の革財布を選ぶときのポイント2つ
メンズ財布で3万円台というと、決して安い値段ではありません。
失敗がないように、最低限2つのポイントはチェックしておくことをおすすめします。
- 購入後のアフターサービスをチェック
- 素材や製法にこだわっているかどうか
①購入後のアフターサービスをチェック
せっかく良い素材やつくりの財布を買ったなら、長く使い続けたいですよね。
革財布を何度も買い換えるのはコスパも悪いので、アフターサービスの有無をチェックしておくといいでしょう。
- 購入後でもメンテナンス
- 壊れても修理対応
店舗が近くになくても《宅配対応》しているブランドなら、宅配で送るだけでメンテナンスor修理対応してもらえます。ブランドによっては無料で対応してくれるケースもあります。
以下で紹介するメンズ財布ブランドで目ぼしいものがあれば、検討要素としてアフターサービスも確認しておいてください。
②素材や製法にこだわっているかどうか
3万円台のメンズ財布となると流石にほぼ全ての財布が「本革製」でしょう。
しかしその中でも、どんな加工を施した革なのか・製法にこだわっているのかなどを確認しておくと、よりつくりの良い革財布に出会えます。
「本革を使っています」とだけ書かれていても、程度の低い革素材をつかうブランドも少なくないのが正直なところ。
以下で紹介する財布の特徴では、皮革や製法の特徴をできるだけお伝えするので参考にしてください。
まとめ:3万円台から一気に上質財布の幅が広がる
メンズ革財布はピンキリですが、予算3万円を超えてくると日本製や素材にこだわった上質な革財布のバリエーションが増えてきます。
3万円以下でも良い商品は多いですが、「もう一押し…!」という財布も少なくありません。
予算3万円でメンズ財布を探しているなら、今回紹介したような日本製・素材にこだわったブランドから選んでみてはどうでしょうか。
ハイブランドの財布もいいですが、日本職人ならではの技術やその完成度、そして経年変化は本格的なレザーブランドでないと楽しめないと思います。